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帯状疱疹について

帯状疱疹は50歳代から発症率が高くなり80歳までの約3人に1人がかかるといわれています。

帯状疱疹とは水ぶくれを伴う赤い発疹が左右どちらかが帯状に出る皮膚疾患です。体だけでなく顔や頭にも出ることがあります。強い痛みを伴うことが多く、症状は通常3~4週ほど続きます。顔にでた場合、目や耳の症状がでることもあります。

さらに、一部の方が帯状疱疹後神経痛(PHN)と呼ばれる痛みが残ることがあり、50歳以上で帯状疱疹になった方の約2割がPNHで悩まされるといわれています。

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帯状疱疹ワクチンの種類

 帯状疱疹ワクチンとは、文字通り「帯状疱疹の発症予防・重症化予防をするために、帯状疱疹ウイルスの毒性をなくし、あらかじめ投与するワクチン」のことです。

帯状疱疹ワクチンには、2016年に認可された(1)弱毒生水痘ワクチン」と2020年に認可された(2)シングリックス®」の2種類があります。

(1)弱毒生水痘ワクチン ★2016年承認

 60歳以上を対象としたアメリカの調査では、同ワクチンにより帯状疱疹の発生率が51.3%減少、帯状疱疹後神経痛の発生率も66.5%減りました。帯状疱疹の重症度も61.1%低下したと報告されています。

 水痘ワクチンに特異的な副反応は接種後1-3週間後の発熱や、2-3%に全身性の水痘様発疹がみられることがあります。副反応がでた方は、当院にご相談ください。

 費用:8000円(税込)*1回接種のみ

 

(2)シングリックス® ★2020年承認

 「シングリックス®」は弱毒水痘生ワクチンに比べて帯状疱疹を予防する効果が高いのが特徴です。平均3.2年間の観察期間中、50歳以上で97.2%・70歳以上で97.9%の発症予防効果が認められていました。

 シングリックス®接種後7日間に起こった主な副反応としては注射部位の痛み78%、赤み38%、腫れ26%という報告があります。

 費用:22000円(税込)*2か月後に2回目接種が必要

 

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