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片頭痛について

片頭痛の痛みの原因として考えられているのは、CGRP(calcitonin gene-related peptide:カルシトニン遺伝子関連ペプチド)というタンパク質です。

片頭痛発作は、脳神経のひとつである三叉神経からCGRPが放出され、脳の表面の膜がCGRPを受け取ることで炎症と血管拡張をおこすことで、痛みや眠気、嘔気を感じることによるといわれています。

​そのため、片頭痛はこのCRGPを、(1)放出させない(2)無力化させる(3)ブロックさせるなどの治療を行うことで、改善することができます。

​なお、治療については保険適応となります。

 

(1)放出させない [トリプタン系]

  三叉神経からCGRPが放出されるのを止める薬を使います。

​  片頭痛の特効薬ですが、内服のタイミングを逃すと効果が表れにくいことが難点です。

(2)無力化させる [エムガルティ]・[アジョビ] ★2021年承認

  放出されたCGRPと結合し、無力化する薬です。 

  1~3か月の間、体内でCGRPを24時間警戒し続け、CGRPを発見次第すぐに無力化します。

  ※薬価 エムガルティ(45,165円/44,940円) アジョビ(41,356円)

​   上記金額から保険適応の自己負担分(1~3割)をお支払いいただきます。

(3)ブロックさせる [アイモビーグ] ★2021年承認

  CGRPの受取り窓口を「CCRP受容体」と呼びますが、この薬はCGRP受容体をブロックします。

  1か月間、CGRPの受取り窓口を塞ぎ続けます。

  ※薬価 アイモビーグ(41,356円)

​   上記金額から保険適応の自己負担分(1~3割)をお支払いいただきます。

 

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